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合格点

目標とすべき点数はどれくらい? 東大が発表している合格者データを確認!

日本で最難関の東大入試に合格するには、いったいどれだけの得点を取ればよいのでしようか。東大が発表している合格者最低点と合格者平均点をまとめました。

まず合格最低点に関して注意したいのは、「第1段階選抜の合格最低点(センター試験得点)」と「二次試験の合格最低点」は、それぞれ意味合いが違うということです。第一段階選抜(いわゆる足切り)を通らなければ二次試験を受けることはできません。
そして、最終的な結果は二次試験440点+センター試験110点(900点満点を圧縮)の550点満点で決まります。
ここから分かるように東大入試の合否には圧倒的に二次試験の成績が影響しますが、センター試験も一定の比率でかかわってくるため、センター試験で高得点を取ることができるとかなり有利になります。

センター試験を合算した前期日程の合格者最低点は、得点率にして約60%となっています。(理Ⅲは65~70%)二次試験だけの合格者最低点を推計すると、科類によって違いはあるものの、得点率50%~55%ぐらいというところでしょう。問題は難しいですが、「半分得点することができればよい」わけです。

ここでなにより必要となってくるのは、皆が取れる基本的な問題を漏らさず取ることです。数学などで高得点を取って逃げ切る人もいないわけではありませんが、それができるのはごく少数です。なにより基本的な内容の問題を確実に取りに行くのがほとんどの受験生の作戦になるでしょう。そして、それができれば東大合格は決して難しいものではありません。

以下に、前期日程の合格者最低点、平均点をまとめました。
※東大の得点は、センター試験の得点を圧縮することもあり、小数第4位まで計算されます。
しかし今回は分かりやすさを優先し、小数点以下を四捨五入してお見せしています。

最終合格者(センター試験+2次試験 550点満点)
最低点
入試年度 文一 文二 文三 理一 理二 理三
16 352/550 349/550 344/550 328/550 315/550 389/550
15 325/550 322/550 311/550 323/550 312/550 377/550
14 333/550 332/550 327/550 307/550 310/550 372/550
13 349/550 343/550 347/550 316/550 303/550 370/550
12 372/550 367/550 353/550 334/550 318/550 383/550
11 353/550 345/550 347/550 325/550 326/550 393/550
10 352/550 344/550 339/550 307/550 307/550 364/550
09 366/550 357/550 351/550 323/550 323/550 380/550
08 347/550 341/550 335/550 315/550 310/550 378/550
07 345/550 331/550 323/550 311/550 305/550 386/550
06 350/550 334/550 330/550 325/550 323/550 395/550
05 333/550 322/550 317/550 311/550 311/550 382/550
04 364/550 352/550 342/550 308/550 309/550 384/550

平均点
入試年度 文一 文二 文三 理一 理二 理三
16 379/550 373/550 364/550 358/550 342/550 416/550
15 354/550 345/550 332/550 353/550 336/550 403/550
14 358/550 352/550 346/550 338/550 334/550 400/550
13 377/550 365/550 366/550 345/550 328/550 396/550
12 401/550 389/550 374/550 362/550 344/550 411/550
11 378/550 365/550 366/550 354/550 353/550 417/550
10 377/550 362/550 358/550 337/550 335/550 394/550
09 390/550 378/550 373/550 350/550 348/550 404/550
08 372/550 361/550 353/550 343/550 335/550 399/550
07 371/550 353/550 344/550 342/550 332/550 414/550
06 372/550 356/550 349/550 355/550 349/550 417/550
05 359/550 345/550 338/550 341/550 338/550 413/550
04 385/550 369/550 361/550 337/550 335/550 408/550
第一段階選抜合格者(センター試験900点満点)
最低点
入試年度 文一 文二 文三 理一 理二 理三
16 - - 718/900 728/900 - 694/900
15 534/900 652/900 - 731/900 708/900 655/900
14 375/900 617/900 657/900 681/900 714/900 685/900
13 (203/900) 673/900 707/900 574/900 690/900 702/900
12 721/900 670/900 632/900 770/900 743/900 706/900
11 705/900 738/900 742/900 729/900 708/900 727/900
10 613/900 696/900 717/900 705/900 649/900 676/900
09 704/900 722/900 729/900 694/900 716/900 703/900
08 677/900 731/900 748/900 749/900 735/900 655/900
07 690/900 695/900 720/900 726/900 691/900 745/900
06 714/900 722 /900 739 /900 721/900 733/900 797/900
05 570/800 602 /800 611 /800 628 /800 571/800 663 /800
04 516 /800 599 /800 615/800 609/800 602/800 676/800

※ 16年度入試において、文科一類、文科二類及び理科二類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。
※ 15年度入試において、文科三類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。
※ 13年度入試において、文科一類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。括弧内は受験者最低点です。
※ 05年度以前は、センター入試の利用方法が異なるため、満点が800点となっています。


平均点
入試年度 文一 文二 文三 理一 理二 理三
16 - - 774/900 800/900 - 803/900
15 732/900 758/900 - 801/900 776/900 792/900
14 717/900 756/900 751/900 787/900 773/900 789/900
13 762/900 767/900 784/900 763/900 794/900
12 786/900 796/900 792/900 814/900 793/900 813/900
11 781/900 786/900 790/900 793/900 772/900 805/900
10 753/900 761/900 767/900 774/900 750/900 790/900
09 773/900 774/900 776/900 789/900 776/900 797/900
08 777/900 786/900 787/900 805/900 790/900 808/900
07 763/900 764/900 763/900 779/900 759/900 809/900
06 795/900 786/900 790/900 808/900 794/900 838/900
05 674/800 670/800 670/800 694/800 673/800 724/800
04 680/800 675/800 671/800 694/800 678/800 730/800

※ 16年度入試において、文科一類、文科二類及び理科二類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。
※ 15年度入試において、文科三類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。
※ 13年度入試において、文科一類は予告倍率(約3.0倍)に達しなかったため、第一段階選抜を行いませんでした。
※ 05年度以前は、センター入試の利用方法が異なるため、満点が800点となっています。

以上、東京大学入学者募集要項をもとに作成

上の表を見てお気づきかと思いますが、科類や年度により合格者最低点・平均点によりばらつきがあります。

東大入試において文科各類・理科各類はそれぞれ同じ試験問題を解くため、合格最低点が高い科類の方が難易度が高いと思うかもしれません。ただ実際には、異なる科類では採点基準が異なる(と言われている)ため、この表の点数だけを見て単純に難易度を比較するのはあまり意味があるとはいえないでしょう。

また、採点基準は年度によっても異なると言われます。これは、その年の受験生の答案を見て採点基準を設定し、採点を行っているためです。ただ、数学の難しい年度(2004年度、2010年度、2013年度など)には最低点が低くなるなど、一定の傾向があるという見方をすることもできます。

このように、合格者最低点等の情報からいくらかの傾向を読み取ることが出来ますが、受験勉強を進めて行くにあたっては、

 ①東大の求める能力を身につけることを意識すること
 ②60〜70%の得点率を狙って、各科目ともバランスよく勉強を進めること

が大切だといえるでしょう。

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